さっそく辞めたい・・・新人看護師が辞めたいと思ったときの解決方法!
看護師ってこんなに辛いなんて・・・
病院実習のときと全然違う・・・
患者さんと向き合って仕事したいのに自分のことで精一杯・・・
4月に晴れて看護師になれたのに、そのやる気はどこへ行ってしまったのだろうか。
私も新卒1年目の梅雨には転職を考えてました。
実際に辞めて、第二新卒として就職した場所では5年ほど続けることができました。
看護実習の時には1人の患者さんしか見なかったのでわからなかったですが、現場に出ると一日の受け持ちは3~7人とかなり多いです。
この時期に辞めたいと感じる新人看護師は多いのではないでしょうか?
今回は実際に離職して、次の場所では辞めずに続けられた理由をご紹介していきます!
やめたいなぁと思っている方は是非最後まで読んでみてください。
最後まで見れば、そんな選択肢があるんだ!看護師続けていけそう!と前向きに考えられるようになります。
では辞めたいと思ったときの解決方法を紹介していきます。
1年目で辞めたいと思うのはいけないこと?
そもそも看護師1年目でどのぐらいの人が辞めたいと感じているのでしょうか?
結論からいうと、1年目でやめることは珍しくありません。
日本看護協会の看護師実態調査で、一年目の看護師離職率は7.5~8%が実際に辞めています。
毎年6万人前後の国家資格合格者がいて、ほとんんどの方は就職しますよね。
6万人の8%が離職するということは1年目で5000人弱が辞めているということです。
けっこう多いと感じるのは私だけでしょうか?
10~12人に1人は1年以内に辞めてます。
大きい病院であれば必ず2,3人はやめていく計算になりますよね。
一年目で辞めてしまうのは珍しいことではないということです。
辞めたいと思ったときに考えて欲しいこと
もう無理だ・・・と感じたときには、感情にまかせず一度立ち止まってみて下さい。
辞めたいと感じ始めた理由はなんでしょうか?
- 情報収集やアセスメントが上手にできないからでしょうか?
- 看護師としてのプレッシャーにつぶされそうだからでしょうか?
- 他の新人さんよりも怒られる回数あ多いからでしょうか?
- 先輩が威圧的だったり人間関係が嫌になったのでしょうか?
理由はさまざまですが、何かしら理由があると思います。
その理由を明確にしましょう。
きれい事ではなく、正直な気持ちをきちんと把握するのが大切です。
そこがわかれば、最初のステップは終わりです。
人の死などで心がついていけないかたはこちらの記事をご覧下さい!
少しでもヒントになることがあればいいなと思います。
1年目の辞めたい気持ちはこう乗りきる!
では辞めたい気持ちが沸いてきたらどうすればいいのか解決していきます。
原因がわかれば排除する
はじめのステップで明らかになった辞めたい理由を排除しましょう
ちなみに私の原因は「一つの場所に留まって仕事するのが苦痛だった」からです。
もともと在宅に興味があったので、そちらに行きたい欲が上回ってしまいました。
そして怒られながらやめました。笑
今思えばかなり失礼な辞め方で反省してますが、後悔はしていません。
自分の能力が不足していることが原因の場合
情報収集ができない・・・
アセスメントができない・・・
タイムスケジュールが上手に組み立てられない・・・
そんな理由から辞めたいと思う方の解決策は、
できなくて当然!できてもらったら困るんです。
そう思ってください。
実際に先輩看護師たちも同じ悩みを抱えたことがあると思います。
みんな辛い山を一生懸命に越えてきました。
それなのに、1年目の新人さんがはじめから
- 情報収集もアセスメントも完璧!
- 採血や機械類の操作が上手!
- タイムスケジュールも抜けなくできる!
となると先輩達は困ってしまいます。
1年目はできなくて当たり前というか普通なのです。
1,2年目は職場の仕事を学ぶ期間と思って過ごし、いろんなことを吸収していきましょう!
私も2年目までいろんなことを質問すればもっと近道できたのになと今になると思います。
人間関係が原因の場合
やめる原因のほとんどが人間関係の問題です。
せっかく頑張って就職試験や面接を通って入職したのに、この原因で辞めるのは正直もったいないですよね。
そしてどこの職場でも、相性が合わない人は必ずいます。
転職したところで、また相性が合わない人と出会ってしまい悩みます。
同じ事の繰り返し。
この場合は関わらないことが一番だと思っています。
わざわざ相性が合わない人と一緒にいる必要はありません。
とはいっても職場で話さない訳にはいかないのでは?と思います。
仕事のことはきちんと報・連・相しないといけません。
しかしそれ以外は関わらなくても大丈夫なのです。
無理して関わろうとすると負担になり、嫌になり、辞めたいとなります。
相性が合わない人のために自分の人生を変える選択をするのは得策ではありませんよね。
どうしても嫌な場合にはプリセプターや教育担当者、主任などに相談してみましょう。
具体的なきちんとした理由があれば部署異動などの方法もあります。
こんなときはやめるべき!無理はしないで!
上記の悩みは解決策がありますが、これから紹介することは我慢せずに転職しましょう!
人手不足で職場の忙しさが異常
看護師の人手不足は今に始まったことではありません。
しかし、人手が足りないと言っても毎日残業、帰ってクタクタというのは体調を崩します。
そこまで人手が足りないのには何かしら人が定着しない理由があります。
特に中途採用の職員がすぐに辞めていったり、30・40代の看護師が居ない職場は要注意です。
長く働ける職場ではない=いつかは転職を考える時期がくるということです。
身体を酷使していつかは転職するぐらいなら、早く転職してしまった方がいいです。
賃金が少ない・昇給がない
初任給が出て、3ヶ月・・・
社会人になって給料をもらい始めたと思ったら意外に手取りが少ないことにびっくりというのはよくある話し。
- こんなに税金が引かれるとは思わなかった。
- 税金や社会保険料を支払ったのに、互助会やその他諸々引かれてる。
はじめはその仕組みがわからずに「せっかく苦労して働いたのに!」と思うことでしょう。
税金や社会保険料はどこに転職しようと、収入を得れば必ずひかれるものです。
私は無知でイラッとしたことを今でも覚えています。
手取りを増やしたいのであれば、基本給やボーナス、その他の収益を増やすしかありません。
しかし、給与所得を増やしたところで税金も増えますので注意して下さいね。
3ヶ月ほどすれば、学生時代の同期とも久々にあって、近況報告と愚痴を言い合うでしょう。
そのときに他の職場の基本給の高さや同期の手取りの多さにびっくりする人もいます。
賃金は仕事のモチベーションを上げる大切な要素です。
労働力と責任に見合う賃金がもらえなかったり、長年いる人とそこまで給与が違わないと思えば転職を考えるのもありです。
基本給が1万円違っても、1年で12万、5年で60万、10年で120万も違ってきます。
ボーナスや昇給を入れるとその幅はもっと広がります。
生涯賃金が違えば生活水準も違ってきますので早めの転職をオススメします。
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さっそく辞めたい・・・新人看護師が辞めたいと思ったときの解決方法!:まとめ
せっかく入職したので、できることであれば長く続けて欲しいと思うのが本音です。
自分の行動次第で辞めたい理由がなくなることは多々あります。
自分の能力が低すぎて嫌気がさす・・・
それはこの時期だから当然のことなんですよ。
1年目、2年目のあいだは勉強期間と思っていろんなことを先輩から吸収しましょう!
先輩に聞くことでコミュニケーションが取れて、人間関係も円滑になることもあります。
先輩達も同じ道を通って何十年と看護師をしてきてますので、必ずアドバイスをくれるはずです!
何もしてもらえなければ、そんな職場はおさらばしましょう。
人間関係が原因の場合も職場を離れるのが得策ではない場合があります。
どこに行こうが相性が合わない人は必ずいます。
どうしても合わず、体調が崩れるほどであれば転職も視野に入れる必要がありますが、まずは部署異動などを上司や先輩に相談してみて下さい。
大切な看護師の1人であるあなたを手放したくないはずですから、なにかしら対処してくれるはずです。
何もしてもらえなければ・・・そんな職場はおさらばしましょう。
解決策を考えずに転職した方が良い場合もあります。
それは人材不足で業務の忙しさが異常な場合と賃金の安さ・昇給がない場合です。
人材不足のせいで忙しい職場は人材が定着しない理由が必ずあります。
環境が悪い職場に無理しているよりも良い条件・良い環境の中で働いた方がメリットが多いですよね。
賃金の安さや昇給なども一緒です。
自分の看護師としての価値や生涯賃金を考えましょう。
何度も言いますが、転職はしないほうがいいです。
退職金や本当に転職しなければならないときに影響してきます。
でも無理して体調を崩したり生活水準が下がるのであれば転職も解決方法と言えます。
一度、転職サイトや転職エイジェントに相談してみて下さい。
あなたにあった良い環境があるかもしれませんよ。
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