看護学生さんへ!追試ばかりでも看護師国家試験に合格できました

模試を受けても合格点に行かない…

学校でも追試ばかりで卒業できるかすら不安…

そんなことを思っている看護学生は世の中いっぱいいます。

私も看護学生時代はそうでした。

テストを受けるたびに追試。

そんな私でも、現在は訪問看護師として勤務できています。

今回は、全国の看護学生のみなさん必見です!

この記事を見れば、

追試ばかりでもどうにかなる!

今は点数が取れなくても大丈夫!

と前向きになれる内容になってます。

点数が取れるようになるポイントも解説していきますので、最後まで読んで見てください。

看護師国家試験の合格率

まずはみなさんご存知かもしれませんが、看護師の国家試験についておさらいしていきましょう。

学生さん
学生さん

そんなこと学校で何回も聞いたし。

そんな方はすっ飛ばしてもらってもかまいません。

でもできれば短いあいだですので目を通してもらえると嬉しいです!

看護学校の合格率は〇倍!

看護学校は全国に600弱の学校があります。

専門学校や看護系大学では毎年定員割れすることなく、受験者が募ってきているのが現状ですね。

結論からいうと、看護学校の合格倍率は

1.0〜6.8倍ほど(年によって違いあり)

となってます。

脱サラして社会人枠で入学する人も多いでしょう。

社会人枠での倍率が高い傾向にあります。

看護師国家資格合格率は99%!

看護師国家試験の合格率は110回に到達した現在でも約99%の合格者が出ています。

他の医療関係の国家試験合格率は

  • 理学療法士  79%
  • 臨床工学技士 84%
  • 薬剤師    69%

と看護師は医療国家資格の中でもとてつもない合格率です。

ということは・・・

よく考えてください。

看護学校に入るのが難しく、国家試験に落ちる可能性があるのは1%だけ。

学校に入学できたら合格したも同然!

というぐらいの気持ちで大丈夫ということです。(学校の先生に怒られそうですが・・・)

でもやることをやらないと、1%に入ってしまうことになるので気をつけてください。

看護学校での私の状態

ではそんな1%に足を突っ込んでいた私の状態を説明していきます。

興味ないとは思いますが、現在、私と同じような状況の人は参考にしてみてくださいね。

学校滞在時間は最短!

学校に着くのは始業前5分前!

これでも早く着いた感じです。

最悪、先生と一緒に教室に入ることなんてザラでした。

そのくせ、授業が終わったら真っ先に学校から出ます。

学校の滞在時間は非常勤講師の次に短かったことでしょう。

授業中、黒板見ずにマンガ眺める

授業に専念していない理由は「諦めていた」からです。

准看護師の免許は持っていたため、病院で働くことは可能でした。

当時は正看護師のメリットを考えずに過ごしていたため、モチベーションは0に等しい状態。

そのため、授業に身が入らずずっとマンガを眺めたりしていました。

追試は当たり前!

授業態度がそんなでは、テストで点が取れるわけがありません。

一応、レジュメにメモを取ったりはしていましたが、話をきいてないので内容が理解できないのです。

そのため、ほぼ暗記でテストに臨んで撃沈

点数発表のときに追試のお告げが来ます。

楽しいことには精一杯

学校では同じ系列の学校同士で年に一回、バレーボール大会がありました。

もともとバレーボール部だったこともあり、好きなことには全力集中

バレーの練習だけは余裕を持ってきてましたね。

そして疲れて帰るため追試の勉強もできずに寝てしまうというルーティーンです。

看護師国家試験までの勉強方法

さて、そんな落ちこぼれな私でも、看護師国家試験には合格できました。

今では専門学校の先生方には本当に感謝しかありません。

そんな私が合格できた勉強方法をご紹介いたします!

闇雲に暗記するより効率は遥かにいいので、ぜひ真似してみてください!

勉強方法

①過去問を解く

②わからなかったもの、不正解のものに印をつける

③解説を読んで付箋に書く

④参考書(レビューブックなど)で調べる

⑤メモに書いて関連ページに貼る

この繰り返しです。

そんなことよりルーズリーフにまとめたほうがいいのでは?

私も始めはそう思ってました。

しかし、1問ずつ調べて関連事項までルーズリーフにまとめると時間がいくらあっても足りません

そのため、メモに書いて参考書に貼っていきます。

そうすることによって、国家試験時に持参するものは参考書だけでよくなります。

そして国家試験前に見返すときも自分が間違えたところ(メモに書いてある解説)を見返すと集中的に復習できるのです。

参考書が従来の厚さの3倍になれば合格すると言われてました。

3倍まではいかなくても2倍になるまで付箋が貼られていれば量はしっかりこなせています。

是非、お試しください。

勉強環境を準備する

そして勉強するにも準備がいりますよね。

私がしていた準備も一緒にご紹介しておきます。

お気に入りの場所を見つける

場所はどこでもOKなんです。

ちなみに私はマクドナルドでした。

しかも決まった店舗です。

同じマクドナルドでも他の店舗ではなぜか集中できませんでしたね。

今思うと、人が多すぎず少なすぎずで適度な賑わいだったんですね。

静かすぎると眠たくなったり他の事を考えて集中できないのは中学生の頃から気が付いていました。

自分が集中できる場所ならどこでもOKなんです。

とにかくいろんな場所で勉強してみてください。

きっとお気に入りの場所が見つかります!

そしていろんな場所で勉強するということは、それなりに勉強量も増えますよね♪

一石二鳥です!

時間を見つける

勉強する時間がない!

結論から言うとそれは言い訳です。

これを見てくださっているあなたはきっと「看護師の勉強」をしてますよね?

看護は生活の中にゴロゴロ転がっているんです!

ということは、「生活が勉強」なんです!

「お腹痛い…自分の体でなにが起こっているんだろう」

「傷ができて赤くなってる!白血球集まってんなー」

というように体を観察してみたり、

  • ご飯の準備で栄養学
  • ドラッグストアで薬理学
  • 近所の子どもで人間発達

を学ぶことだってできます!

実習みたいに実物をみて学ぶのが一番頭に残ります。

過去問も確かに大切ですが、基本的な部分ができていれば成人看護学や老年看護学などの問題は解けてしまうものです。

持ち物を最小限に!

そんなこといっても点数取れないし、暗記しないといけないものもあるじゃん!

そうです。

覚えないと仕方ないものもありますよね。

準備するものは参考書と過去問と次の3つです。

おすすめの参考書&問題集
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  • [affi id=4]
  • [affi id=29]

・蛍光ペン

昔、教科書にラインを引いてカラフルになってました。

でもラインを引く目的って覚えるためでなく、大切なところに印をつけるためですよね?

正直言います。

ラインを引いただけでは覚えられません

ラインを引いて覚えられるペンを発明したらノーベル賞確実ですよね。

50万、100万出しても買います。

なので蛍光ペンは1色で十分です

・4色ボールペン

あとボールペンは4色ボールペン(3色+シャーペン)のほうが良いです!

いちいち赤と黒とを持ち替える時間と労力が集中力を断ち切ってしまいます

・3種類の付箋

あとは大・中・小の付箋ですね。

説明を書くもの、メモをするもの、ページがわかるようにものがあればOKです。

看護師国家試験合格後、世界が変わりました

准看護師のままでいいと思っていた私が、正看護師を取得してよかったと思うこと。

それは世界が変わったということにつきます。

正看護師取得後にどのようなことが変わったのか、今ではどんな生活になっているのかを参考までにご紹介したいと思います。

准看護師と正看護師との違いにびっくり

看護師の世界では准看護師だから馬鹿にされるなんて時代はなくなりました。

しかし、同じ仕事をしても准看護師であるだけで制度的に損をすることがあります。

  • 基本給が2~5万円少ない
  • 訪問看護だと准看護師訪問で減額される
  • 昇進や上級資格が取得できない

すべて准看護師だからというだけで経済的に損をするのです。

ものすごく人間的にも優れていて、看護の知識や技術が長けていても管理職になれないのです。

正看護師と同じ責任の仕事をしても訪問看護だと減額されてしまうのです。

世間は厳しいですね。

いろんな経験ができた

正看護師を取得していると、就職するときに有利選択肢も増えてきます。

病院に就職するときには正看護師があれば、ほとんどのところで内定がもらえました。

看護師をまとめるリーダーもさせてもらえました。

准看護師でもできないこともないですが、正看護師だからさせてもらえたこともあります。

その経験が今に生きているため、学生の時に正看護師をあきらめていたらと思うとぞっとします。

いろんな資格を取得できた

看護師になったあとにも資格取得がひとつの目標となることがあります。

実際に興味がある分野は勉強します。

せっかく勉強するなら、資格を取得しときたいので勉強すると思います。

そこで看護師国家試験のときの勉強方法が役に立ってます。

そのおかげで、この10年間で

  • 介護福祉士
  • 介護支援専門員
  • 認知症ケア専門士
  • 介護職員等のたん吸引等の研修指導看護師

と資格の取得ができています。

すべて独学で一発合格していますので、効果バツグンですね。

今では・・・

きっと准看護師では見れない世界が見れています。

介護福祉士と認知症ケア専門士を取得したことで、認知症介護が苦にならず、暴言もはかれずに楽しく仕事ができています。

介護福祉士と喀痰吸引の指導看護師を取得したことで、研修講師として介護職向けの研修を続けることができています。

正看護師と介護支援専門員を取得したことで、グループホームや訪問看護ステーションでの管理業務に関わらせていただけています。

どれも正看護師を取得したおかげで見られている景色だと思っています。

合格点まで到達できない看護学生さんへ!追試ばかりだったが看護師国家試験に合格した理由とその後:まとめ

合格点に達していないと不安になりますよね。

私もすごく不安で焦りました

でも大丈夫です!

看護学校の倍率は今、とてつもなく高い状態です。

進学校に進学する程の倍率を潜り抜けて入学できているのであれば、あとは合格率99%の1%に入らなければいいのです。

1%に入らないためには勉強することです。

勉強は方法と準備が大切です。

  • 問題集を解く
  • 不正解の解説を読む
  • 参考書を開く
  • 解説をまとめて貼り付ける

この繰り返しです。

おすすめの参考書&問題集
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準備としては

  • 集中して取り組めるお気に入りの場所
  • 物品の準備
  • 起きている時間は常に看護に結び続ける意識

この3つを準備して取り組めば点数は勝手に伸びていきます!

いかがでしたか?

正看護師になることが目標ですが、達成した後も世界を広げるのはみなさん自身です。

介護や法律などまで幅広く学ぶ私のような看護師や、認定看護師や専門看護師のようにその分野を徹底的に勉強する看護師もいます。

こんな楽しい資格は他にはないと思っています!

今は苦しいかもしれませんが、踏ん張りどころ!

「おもしろき こともなき世を おもしろく」by高杉晋作

無理せず、体調に気を付けながら頑張ってくださいね!

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