今のやり方で大丈夫?採用試験や入試で恥をかかないために見直すポイント!
入試の面接でマイナスな評価にならないかな…
採用試験で他の人よりアピールできるかな…
看護師になるためには2つの面接をクリアすることが必要です。
- 看護を学ぶために入学するときの入学試験
- 国家資格取得後に看護師として働くために就職するときの就職試験
入試も就職試験もほとんどのところが「面接」を試験科目の一つにしています。
筆記試験や小論文よりも緊張する方も多いのではないでしょうか?
今回は面接にはどんな種類があるのか、面接官は何を見ているのか、面接で大切なことを解説していきます。
最後まで見て、人生の大切な面接試験で悔いの残らないようにしましょう!
面接の種類
まずは面接の種類についてです。
面接に種類なんてあるの?と思う方もいますが、大きく分けて2種類あります。
個人面接
面接を受ける受験生が1人の場合です。
面接官全員の視線が自分一人に注がれるので、ほとんどの方は緊張感が増します。
しかし面接されている時間は、あなただけのオンステージです。
自分をアピールしやすい面接方法ですので、しっかり準備していけば問題ありません。
グループ面接
個人面接と違い、複数人で行われる面接になります。
中規模以上の病院や企業に多く、受験倍率が高いなど大人数を面接するときに用いられます。
グループ面接では1つの質問に複数人が解答します。
前の人と同じ答えだと自分の考えがないように思われてしまう可能性もあります。
自分の意見と同じであれば、内容は一緒でも言葉を変えたり視点を変えて答えるようにすれば問題ありません。
また一緒のグループの人と比べられながら面接されるので、自分にしかないような返答を準備しておくとアピールにつながります。
あなたの経験はあなたしかしていません。
そのため強い武器になりますよ。
自分の経験を踏まえた解答を準備しておきましょう。
面接試験の流れ
面接試験の流れを見ておきましょう。
待機
面接に呼ばれるまで、別室や面接室前などで待ちます。
この時から職場や学校のスタッフにあなたは見られていることを意識しておきましょう。
質問の解答を確認する程度であればかまいませんが、携帯や本など必要ないものは出してはいけません。
あまりソワソワしないように、心を落ち着かせましょう。
入室
名前が呼ばれたらあなたの番です。
返事をして、面接室の前まで行きます。
ドアの前に立って、一度深呼吸をしておくと心が軽くなります。
ドアを2回ノックして、室内から反応があったら「失礼します」と言って入室します。
自己紹介
室内に入ったら、まずは椅子の横に立ちます。
このとき注意したいのが、ドアと椅子の位置です。
基本的にはドアに近いほうに立つと覚えておいてください。
なぜかというと、日本では上座・下座という文化があり、目上の人ほど上座にいきます。
受験者は面接を受けさせてもらう側なのでなるべく下座に位置したいという考えになります。
椅子の真後ろがドアの場合には、椅子の左側に立つようにしましょう。
椅子の横に立った後は自己紹介です。
現在の所属、名前、指示があれば受験番号を言って、「よろしくお願いいたします。」と付け加え礼をしましょう。
着席
面接官が「どうぞ」と着席を促されるまでは絶対に座ってはいけません。
着席を促されてから「失礼します」と言い、着席しまう。
手に持っているカバンなどは倒れないように、自分の左側に置きます。
質疑応答
これからさまざまな内容の質問を受けます。
質問を聞くときのポイントは、
- 体ごと向ける
- 目を見て話を聞く
- うなずきながら聞く
ということが大切です。
可能であれば、なぜこのような質問をしてくるのかということを考えられればベストです。
返答するときの一言目は「はい」です。
すぐに返答するのではなく、質問を受け取りましたよという意味で「はい」というと好印象です。
後ほど解説しますが、面接では言葉よりも内容に注目されます。
自分の言葉で一生懸命答えましょう。
そしてわからないことに対してははっきりと「すみません。勉強不足でわかりません。」と言いましょう。
うやむやにして答えたり、的外れなことを返答するとマイナスになります。
退室
質問が全て終わり、「これで面接は終わりです」と言われたら「はい」とだけ答えます。
そしてカバンを持って、入室時と同様に椅子の横に立ちます。
立った後に「ありがとうございました。」と言い、そのまま出口に向かいます。
出口の扉を開けて「失礼いたしました。」とはっきりといい、礼をします。
そしてゆっくり両手でドアを閉めて終了になります。
面接では何をみてる?
面接では質疑応答以外にも面接官は見ています。
どのようなところを見ているのかを解説していきます。
服装
「きちんとするべきところできちんとできているか」というところが見られます。
面接といういかにもきちんとするべきところがわかっているのに、身だしなみが整えられないというのは減点です。
着こなしだけでなく、普段からきちんとしているかは歩き方や仕草の癖などからすぐにわかります。
普段からスーツを着るまではいきませんが、歩き方などは注意しておきましょう。
受け答え方
前項でも少し出ましたが、面接は言葉よりも内容を重視されます。
まずははっきりとした口調で答えられるようにしましょう。
質疑応答の練習を重ねて、自信をつけることから始めます。
ボソボソと答えたり、はっきりしない受け答えは練習不足ととらえられます。
学校や病院などは暗い人より明るい人を採用したいと思っていますので、元気よくハキハキと答えましょう。
面接者の思い
言葉は入職してからでも教育はできますが、考え方や入職・入学への思いは入職してからでは遅いです。
あなたの思いはあなたでしかわかりません。
敬語の練習よりも、内容を濃くするように対策していきましょう。
多少敬語は間違えても大きく減点されることはありません。
しっかりあなたの考えや思いを面接官にぶつけてください。
面接で大切なこと
面接は取り調べではありません。
面接で大切なことは、いかに自分をアピールできるかです。
そのために必要なことを見ていきましょう。
自分の考えをきちんと持っているか
なぜ自分がこの試験を受けに来たのかをはっきりさせておきましょう。
いくら筆記試験の点数が良くても、どこでもいいからとか滑り止めでなどでは学校側や企業側も採用したくありません。
あなたがここを受験した理由は必ず質問されます。
しっかり自分の考えや今後のビジョンまで答えられるようにしておきましょう。
企業や学校が求めている人になれるか
少し難しい話になりますが、企業や学校は自分たちが「求めている人」を採用します。
受験する場所がどんなことを求めているのかを追及して考えてみましょう。

この学校で勉強したい!
という人と

どこでもいいから入りたい
という人では、意欲が違います。
学校は意欲があるほうが合格率も上がるので、勉強意欲がある生徒に来てほしいです。
企業も指導を開始するレベルが少しでも高いほうが、指導しやすいです。
入学、入職するところが求めているものに、どれだけあなたが貢献できるかをアピールすることが重要になってきます。
するべきことができているか
面接対策などはだいたい予想が付きますよね。
準備できることをきちんと準備しているか、というのもチェックポイントになります。
まったく面接の練習をしてきている人とそうでない人では、本番で出る仕草や言葉には雲泥の差があります。
しっかり準備をする癖がついている人は、学校に入っても就職してもきちんと準備をして、ベストなパフォーマンスが期待できます。
今のやり方で大丈夫?採用試験や入試で恥をかかないために見直すポイント!:まとめ
今回は面接で恥をかかないポイントを紹介しました。
そもそも面接の種類には、「個人面接」「集団面接」があります。
個人面接は緊張感が増しますが、自分をアピールするには絶好のチャンスです。
しっかり準備をしていくと良いでしょう。
グループ面接は他の人と被らないように準備するのではなく、自分の経験をもとに答えられるようにすると良いでしょう。
待機⇒入室⇒着席⇒質疑応答⇒退室
という運びになります。
待機の時からスタッフに見られています。
心を落ち着かせることに集中しましょう。
普段の仕草が面接のときに動作として見られます。
普段から自分の仕草やマナーに注意してみましょう。
質疑応答でははっきりと自分の意見を自分の言葉で答えましょう。
多少たどたどしくても内容が伝われば問題ありません。
ドアを閉めるまで気持ちを抜かずにがんばりましょう!
面接では、服装や受け答え方、受験者の思いを見られています。
採用する側としてもきちんと自分の意思を持っている方を採用したいと思うのは当然です。
しっかり自分をもって面接にのぞみましょう。
いかがでしたか?
面接は筆記試験の二の次ではありません。
実際に合否判定の2~3割を占めるところもあります。
筆記試験の知識を詰め込むのも大切ですが、面接も同じぐらい大切です。
日ごろの生活でいくらでも練習ができますので、準備を怠らずがんばってください!
一人では不安だったり、面接の内容などの傾向が知りたい方は、転職サイトを利用するのもオススメです。
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