看護師になりたくないけど…進路に悩む看護学生必見!卒業後の進路について
- 両親や学校の先生に進められて入学したけど…
- 看護師になるつもりないのにな…
- 他の仕事もしてみたいな…
看護学校に入学する理由は人それぞれです。
実際に私も看護師になるつもりはありませんでした。
国家試験の半年前に「国試は受けません」と担任に言って困らせていたぐらいです。
看護師になったあともブレブレで飲食店に行こうと考えた時期もありました。
しかし今となっては訪問看護ステーションで管理者として勤務させてもらっています。
看護学校に入学したけど看護師として働く気がない学生の方へ。
今回はひとつの考え方として、卒業後の進路についてやモチベーションの保ち方などを紹介していきたいと思います。
あくまでも意見として見ていただければと思いますので、最後までご一読ください。
そもそも…
結論から言うと、本当に看護をしたくて看護師になる人は一握りです。
看護師かぁ…と悩んでいる人や熱量が落ちている人が多数派なのが現状です。
実際に私の学校のクラスメイトは半分以上が脱サラ、ひとり親子育て世代、大学卒業後の入学性が半数以上でした。
働きながら通う学校だったのもあり、収入を得ながらの通学だったのでこのような構成になったのもあります。
しかし同期の大学卒業や専門学校卒業の看護師でも、学生時代に看護師になりたい熱量がどのぐらいだったか聞いてみました。
ほとんどの人が
- 入学する前は希望にあふれてたけど、入学したらそうでもなかった
- 手に職がつくし給料が普通よりいいから
- 医師や薬剤師と玉の輿とかあるかもだから
と熱い人は半分もいませんでしたね。
学生時代、ものすごく看護師になりたくて毎日学校に通っている方は本当に一握りです。
中には私のように国試をボイコットしようとする人もいるぐらいですから。
とりあえず卒業してもらえるものはもらっとく!
学校に入学できたのですから、あとは出ていくだけです。
とりあえず卒業を目標にしましょう。
せっかく入ったのですからもらえるものはもらっておくべきです。
もらえるものはなにか。
それは「卒業証書」という紙一枚です。
しかしこの紙が諭吉さんほどの効力があるのご存じですか?
看護師として働くつもりがなくても、「看護学校卒業」とあればいつでも看護師の国試は受けることができます。
(10年後に受験するとなると基準値や語句が変わってて相当苦労しますが…)
また看護師にならずに他の企業に就職するときにもプラスになることもあります。
卒業すらできないかも…と思う方はこちらの記事を参考にしてみてください。
とにかく入学金も払ったし、今までテストも合格して単位もとっていることでしょう。
ここで退学してしまうと卒業証書ももらえないので、それこそ無駄金と無駄な時間になってしまいます。
免許を取得したからって看護師にならなくてもいい
以前ブログでも紹介しましたが、看護師にもしなったとしても働く場所は病院だけではありません。
こちらの記事に新人看護師が働ける場所を説明したブログがありますので見てみてください
看護師免許を取ったのだから病院に行かないと損でしょ!
そう思われている方がいますが、それは9割間違えだと考えています。
実際に私も看護師を取得した後にヘルパーをしてましたし、バーテンダーでも看護師の知識は役に立ちました。
看護師の国家資格はあくまでもあなたの「知識を証明するもの」であって、ならなくてはいけないものではありません。
正直、運転免許証と同じようなものだと思っています。
運転免許とったけど運転してない人たくさんいますよね♪
卒業した後はなんとでもなります。
国試を受けるか受けないかもあなた次第です。
しかし免許があれば転職も有利になりますので、そこはしっかり考えてくださいね。
学校に通ってる時間はもったいなくない!
看護学校に通っている時間は決して無駄にはなりません。
むしろプラスです。
美容師になりたいのに看護学校通ってる時間、無駄じゃね?
起業したいのに看護学校いってるの、無駄じゃね?
そう思う方もいらっしゃると思います。
でも看護の授業って生活や身体のことを勉強します。
細かくいえば、
- コミュニケーション技術
- 体の使い方(ボディメカニクス)
- 病気のこと
- 年齢による身体の変化
- 相手の表情を読み取る技術
などが身に付きます。
実習に出ればもっといろんなことが学べます。
担当患者さんが社長してた方であれば、起業の仕方や経営のことについてなど学べます。
言葉遣いやレポートの書き方、組織について、他職種との連携の仕方など、社会に出て役にたつことばかりです。
自分がやりたいことが見つかっているなら、それに絡めて勉強していくもいいです。
実際に看護師の免許を取得して、警察の音楽隊に入隊した人もいました。

「肺活量のこととか姿勢のこととか、看護師の知識がこんなところで役立つとは思わなかった」
とびっくりしてましたね。
まだ見つかっていないなら、やりたいことを見つけるために実習などでいろいろ経験しましょう。
クラスメイトと話しているときに興味を深めてみるのもよいですね。
実際に私のクラスでは、元車の営業マンや元自衛隊、元飲食店、元出版社、元保育園の園長などさまざまな職種がいました。
そのときの話を聞くだけでも面白いですし、バイクやお菓子作り、釣り、おいしいとこめぐりなど趣味の話を聞いてもやりたいことが見つかりそうでした。
看護の勉強はすべての社会につなげることができます。
看護師になりなさい!は無視で結構。
看護学校にいると教員から、
「学校は看護師になるために来てるんでしょ!」
といわれることが多々あります。
この言葉はしっかり聞き流しましょう。
店員さんがいらっしゃいませーというのと一緒です。
(先生たちごめんなさい)
先生たちは看護師を育てるために看護教員をしてますから、言わざるを得ないのです。
学校の看護師を養成する先生と看護師にならない人の通う生徒では目的が違います。
必要最低限のやることをしっかりやって、無難に卒業していきましょう。
看護師になりたくないけど…進路に悩む看護学生必見!卒業後の進路について:まとめ
いかがでしたでしょうか?
そもそも本当に看護をしたくて学校に通っている人は一握りです。
看護師になりたくないなぁ
このまま学校通ってて意味あるのかなぁ
と考えている人は意外と多数派なのです。
看護師になりたい理由を聞くと千差万別です。
無給でいいから看護師をしたいという人は限りなくゼロだと思います。
看護師は就職困難になることもないですし、夜勤をすれば給料もそこそこいいです。
社会的信用もあり、最短3年でなれるためコスパのいい資格ですよね。
しかし卒業してしまえば、卒業証書がもらえます。
せっかく入学金を払ったのですから、卒業証書をもらわず出ていくのはそれこそ無駄です。
買い物して支払いしたのに商品を持って帰らないのと一緒です。
さらにいえば看護師免許までもらえれば御の字ですね。
就職先のレパートリーが何十種類と増えます。
看護師の養成学校に入学したからと言って、看護師になる必要はありません。
もっと言えば病院で働くだけが看護師でもありません。
自分が看護に携わりたいと思えば、何十年後でも看護師として働けます。
とにかく最低でも卒業証書、あわよくば看護師免許をもらってしまいましょう。
あなたの人生はあなたしか決めてはいけません!
間違えた選択をしないためにも、エージェントや転職サイトを見てみるのもおすすめです。
下記の転職サイトは無料で登録できますのでぜひ活用してみてくださいね。
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自分の人生は自分が決めるものです!
学校に通ってきちんと卒業すれば、その先は選びたい放題です。
必要最低限のことだけして、もらえるものをもらって楽しい人生設計をしていきましょう。